ワンちゃんを殿様イヌにすると飼い主さんを威嚇し咬むようになります。人を威嚇・咬まない飼い方のポイントは3つです。
1つ目は高いところ例えばイス、テーブル、ベットの上に乗せてはいけません。ベットに一緒に寝て、ワンちゃんが飼い主さんの顔を舐めて自分のフードを用意して欲しい旨意思表示をするようになると大変です。飼い主さんがワンちゃんの奴隷となってしまいます。関連してワンちゃんを抱きかかえる際にワンちゃんの頭を飼い主さんの肩よりも高くすると、自分がリーダーであると勘違いします。
2つ目はワンちゃんのフードを与えるのは最後の最後にしてください。飼い主さんの家族が食事を終えてからワンちゃんにフードを与えましょう。家族が食事をしている最中にワンちゃんがその食物を欲しいと吠えても与えてはいけません。先にフードを与える、家族と一緒・同時に同じ食物を与えるとその家族のなかで自分がリーダーであるとワンちゃんが勘違いします。
3つ目は散歩の際にワンちゃんを先に行かせてはいけません。飼い主さんよりも先を歩かせないように、ワンちゃんのペースで歩き回らないようにリードで調整して、散歩は飼い主さんのペースで歩き、ワンちゃんは飼い主さんの横を歩かせるようにしましょう。飼い主さんよりも先に自分のペースで歩くワンちゃんは飼い主さんよりも自分が優位であると勘違いします。
上記3つのポイントで勘違いしているワンちゃんは自分の思い通りにならない時、飼い主さんを威嚇し咬むようになります。さらに、来客が室内に入ってきた時に自分がリーダーであると勘違いしていることから、来客を侵入者と見なし真っ先に向かって咬むことがあります。気を付けましょう。逆に上記3ポイントで勘違いのないワンちゃんは来客が室内に入ってきたら尻尾を巻いて姿を隠すようになります。